今となっては、確かに散水車って見たことないですね。舗装道路が多くない時代に夏になると前側の下の丸いバルブからシャワー状にしたタンクの水を撒いて埃を立てないよう、涼しさを呼ぶように走っていたようです。本キットは岡山電軌の車両をモデルにスケールは1/80のままでレールの幅を狭めて小さなレイアウトでも走れるようデフォルメしたキットモデルです。今回は運転席が丸見えなので開襟シャツの運転手さんを添えてみました。
ライトや尾灯は夜は走らなかったのか、吊り下げたのか原形には見えませんでしたので付けませんでしたが他社の車両にはあるようです。
組み立てはプラモデル感覚で塗装は水性のアクリルガッシュがお薦めです。
樹脂は”PA11 ナチュラル(MJF)”という樹脂でアクリルよりは再現性の精細さには欠けますが取り扱いの際の堅牢さに勝ります。
写真ではざらつきが気になるかと思いますが、手に取ってみるとそれほど気にならないとは思っています。
なお、写真の見本は下塗りなしで水性塗料を数回筆塗りし、積層痕の処理は未処理の状態です。
モデルはサイズはほぼ1/80のデフォルメモデルです。別途にご用意戴く主なものは、動力ユニットはTOMYTECのTM−TR07とその他パンタグラフ等ですが、その他詳細は組み立て説明書をご覧下さい。
*組立説明書は以下をご覧下さい。なお、組立説明書は商品に添付されません。以下よりプリントアウトをお願い致します。
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